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2017-05-22 (Mon)
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Chicken-Water Chestnut Soup with Chinese Herbal Medicine


春が来て夏日も何度か来たというのに、またダウンジャケット&手袋必要なくらいな寒さに逆戻りのここ数日。
気温が安定しない季節こそ風邪引きやすいので要注意。そんな日にはスープで温まろう。

鶏肉とシログワイの、中華風薬膳スープ。


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シログワイは中国語で馬蹄。日本のクワイに似ているけれど違うもの。だいたい、クワイというものも、もう日本でもあまりお目にかかれない。
中華料理の炒め物にもよく入っている根菜で、シャキシャキといった食感はレンコンにちょっと似ているし、日本の梨みたいでもある。初めて食べたのは、ずいぶん昔であるが、アメリカでの中華料理であった。英語ではWater chestnut。確かに皮がついた外観は栗っぽいが。「この白いシャキッとした美味しいものはなに??」。
中国人に聞いても、「野菜」みたいな答えではっきり実態がつかめない。すると、アメリカの一般のスーパーには、当時からこのウォーターチェスナッツの缶詰が売られていた。自分で買って料理に入れたりしていた。
チャイナタウンに行けば、缶詰じゃないシログワイが買える。生が手に入るなら、生がいい。

鍋に水を沸かし、たっぷりの生姜とニンニク、鶏もも肉、ドラムスティックを入れて沸騰させる。沸騰したら火を弱めて、シログワイ、人参、中国薬膳のナツメ(赤い実)と北杏(白いタネのようなもの)を入れて、30分ほど煮込む。


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最後に塩だけで味調整。
そして、パクチー(香菜)を入れて出来上がり。

鶏肉スープは出汁が効いていて、体が芯から温まる。ナツメはちょっぴり甘く、北杏のコリコリした食感、シログワイのシャキッとした食感、香菜のハーブの香りが楽しめるスープ。

北杏は、杏仁豆腐を作るときの材料の一つ。手間がかかるけれど、これを粉にして作った杏仁豆腐はとても美味しい。


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中国で、このシログワイ(馬蹄)がカゴいっぱいの路上売りをよく見かけた。ああ、中国語では「馬蹄」っていうのか、と思った。馬蹄の山積みを見たとき、中国に来たんだなあ、となぜか思った。
馬蹄の皮むきは特に難しくはないのだけれど、小さいのでたくさん必要な時は大変。缶詰の馬蹄は角もなく丸くキレイに形が整っているのだけれど、なかなか自分で剥くと、角をキレイに見栄え良くする作業が大変。
皮むきで敬遠されないようにするためか、中国の路上では、皮を剥いて売っている人もいた。包丁で、次々に馬蹄の皮を剥くのだが、その手さばきとスピードと剥かれた馬蹄の見事な丸さに、職人技を見ているように惚れ惚れ。ピッピッピッピと細かい皮が、路上にどんどん落ちていく。神業でした。

「今日のビンテージ食器」
器は、ファイヤーキングの400ライン・ミキシングボウル(M)。ミルクグラス。
1960年代製造。

シログワイが入ったボウルは、ファイヤーキングのミルクグラスのチリボウル。
家庭用ではなくレストランウェアだったもの。
1950年代製造。
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